【当ブログ配信者からの重要なお知らせ】 今まで配信してきました以下の記事を配信できなくなりました。 「ツイッターで自然と身につく英語発想」 「これが国際標準の英会話学習法だ」その他 今後はこの「どうして3ヶ月で英語脳の構築ができるか?」の配信だけになります。 なにとぞご了承ください。 上記の記事は、以下のプログで配信を続けます。 https://english-info.blog.ss-blog.jp/ 【今日の学習】 以下は、電子書籍「ムリなく話せるイメトレ英語学習法」からの引用です。 CoffeeRoom 13. VOC感覚の動詞フレーズをつかむコツ Kenny: VOC感覚の動詞フレーズは、日本人にとって表現がとてもむずかしいものの一つと言えるね。 中嶋: 確かにその通りだね。一つの動詞フレーズの中に、別の動詞フレー ズが含まれているからね。だからどうしても長い表現となってまう。 でももっと問題なのは、この文型のとらえ方だよ。学校英語では、これを構文として教えているから、どうしても私の言うボックス思考になっていることだ。つまり「話す」場合は構文を思い浮か べてその単語を入れ換えたり、「聞く」「読む」場合は最後まで聞いたり、読んだりしてから、「ああ、これは」と理解しようとする。しかし言葉としてとらえる場合、以下のように(a)のタイプの表現があり、(b)のタイプの表現に拡大していく思考が大切だと思うよ。 (a) You are to drink milk! あなたはミルクを飲むべきだ! (b) I want you to drink milk. 私は、あなたにミルクを飲んでもらいたい (a) You were drinking milk. あなたはミルクを飲んでいた (b) I saw you drinking milk. 私は、あなたがミルクを飲んでいたのを見た (a) The milk was drunk. そのミルクは飲まれた (b) I had [got] the milk drunk. 私は、そのミルクを飲まれた Kenny: まったくそうですね。たとえば、drink milkを頭に思い浮かべ て、それをしたいと思ったら、I want you toに続けるということでね。
●言葉は進化しなければならない 言葉を獲得するというのは、0%から始まり、徐々に表現を進化させて いくものだ。日本語だって、同じだ。それこそ幼児の頃の片言から始ま り、3才頃には一応の意思を表現できるようになる。 この PART では,幼い子どもたちがどのようにして言葉を進化させて いくのかを、「許可」「依頼」「提案」などの表現別に説明する。
[1]「許可を求める」ファンクションフレーズ 幼い子どもが公園でブランコを取り合う場面がよく見られる。日本の子 どもなら、「これいい?」などと言うが、彼らは「 Can I?(ケナイ?)」 と上げ調子で聞くのだそうだ。もちろん彼らはブランコを目の前にしてい るのだから、「そのブランコに乗る」という共通認識がある。だから Can I?だけで十分その意思を伝えることができる。 Can I (use this swing)? *上げ調子 Can I (use your bllpoint pen)? いずれにしても、これらのファンクションフレーズだけで意味が通じる のは、その次に導かれる行為や状態について対話者間に共通認識があると いうことは言うまでもない。
●CanI?からMayI?やCouldI?に表現は拡大する Can I~?は、特に親しい者同士で一般的に使われる表現だ。しかし幼い 子どもも成長するにつれてさまざまな人間関係を作り上げ、同じ「許可を 求める表現」でも、それに応じて表現も拡大していく。 次の2つのファンクションフレーズは、Can I?の応用表現と言えるが、 これらは目上の人や見知らぬ人に対するていねいな許可を求める表現だ。
一般的に、couldやwouldなど情緒動詞の過去形は「もしできれば」と か「ご意志があれば」などと仮定的な意味となり、その分より控えめでて いねいなものとなる。 May I? Could I? ●さらなる「許可を求める」応用表現が ボールペンを貸しほしい場合、日本語では「これ、使っていい?」など と言うが、英語にもこのような表現がある。 もちろん対話者間では、その ボールペンを指して Okay?や All right? と上げ調子で言えばそれで意思 は十分伝わる。 この表現を元にすれば、きちんとした表現にも簡単に進むことができ る。これは It を用いた客観的な表現となる。 Okay? または All right? ↓ Is it okay[all right] to use your bllpoint pen?
あるいは、よりていねいな表現にするために、if を用いた表現もある。 これは、「もし私があなたのボールベンを使っても、よろしいですか?」 といった意味だ。ボールペンを借りるのにそこまで言う必要もないのだ が。 Okay? または All right? ↓ Is it Okay[all right] if I use your bllpoint pen? Would it be Okay[all right] if I use your bllpoint pen?
【イメトレNo.65】 「許可を求める」ファンクションフレーズ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1) Can I ask you a question? あなたに質問していいですか? (2) Can I call back later? 後で電話し直していいですか? (3) Can I do anything for you? 何かご用はありませんか? (4) Can I get a blanket? 毛布をくれませんか? 略
PART 4 自由な会話はファンクションフレーズと 動詞フレーズの組合せで! [1] 許可を求めるファンクションフレーズ 【イメトレNo.65】 [2] 依頼を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.66】 [3] 提案・勧誘を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.67】 [4] 意見・意向を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.68】 [5] 意図・決意を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.69】 [6] 示唆・助言を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.70】 [7] 義務・必要性を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.71】 [8] 可能性を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.72】 [9] 能力を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.73】 [10] 推測を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.74】 [11]希望・願望・期待を表すファンクションフレーズ 【イメトレNo.75】 [12] Here is ~, There is ~の文 【イメトレNo.76】 【イメトレNo.77】