彼 はたった850語が20,000語に相当する働きをするとし、Basic Englishというものを提唱した。この内動詞だけに注目すれば、動詞はたった16だ。彼は無制限な語彙を使わなくても、英語は造語法*や一定の範囲の 方位語(方位副詞。前置詞)の組み合わせで多様な意味を表し、しかも英語のネイティブスピーカーにはそのような表現を好んで使う傾向があるとした。
*動詞を変化させて、名詞や形容詞として使うこと。
英語で何かを表現したいときに、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、「よく働く動詞」16の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
つまり間口をせばめて攻略するのが英語という外国語を修得する大きなポイントの一つだと言える。場面に応じた自由な英会話をする場合には、「よく働く動詞」の守備範囲と応用範囲を徹底的に学ぶ必要があるのだ。
以上は,私が著した電子書籍「「たった16の動詞で英語が話せる「瞬間英作音読トレーニング」からの引用です。
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またファンクションメソッドによる以下のブログでもPlain Englishに即して配信しています。
ブログ「ネイティブが選んだ日常会話必須62動詞」
【sendの動詞フレーズ】
今回からはsendの動詞フレーズとなります。
sendの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのsendの動詞フレーズだけで,合計46の文例が所収されています。
サンプルを一部公開しています。
ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。
【sendの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より
【解説】
この語のroot senseは、「自分が移動しないで、物や人を行かせる」、つまり「人や物を送り出す」ということだ。多くの人が、「送る」と覚えているが、同じ「送る」でも、次の例文のようにsendを使えないことがあるので注意してください。
I'll take her back home.
私は彼女を家に送ります
I'll see her home.
私は彼女を家に送ります
従って、次の文は「自分も一緒に行って送る」という意味にはならない。
I'll send her home.
私は彼女を家に送ります
おわかりのようにこれでは、「彼女を家に送る」といっても、自分も一緒に行って送るということにはならず、例えば、「パックで送る」ということにもなってしまう。
(6) 私はもうそれを送りましたよ
(7) その小包を送ることはできません
(8) 伝言してくれますか?
(9) 私はビールを買わせに妻を使いに出します
(10) 父親は息子にタバコを買いにやらせた
(11) そのジャズで私はエキサイトした
などの文例を所収しています。
【瞬間英作トレーニング】
(1) 私は誕生日プレゼントを送ります
send a birthday present
(2) 彼女は伝言を送った
send a message
(3) その男はちょうど矢を放った
send an arrow
(4) あなたの見積もりを送ってくれますか?
send your estimate
(5) 答案を出す時間です
● It's time (that)+過去形の節
「そろそろ~する時間です、頃です」
send your papers
略
【解答】
(1) I will send a birthday present.
(2) She sent a message.
(3) The man has just sent an arrow.
(4) Will you send your estimate?
(5) It's time that you sent your papers.
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