(英語で)10から4を引くと、6となる [動詞takeでこれだけ話せる]
スポンサードリンク
[今日の学習]
言葉の最小単位は、もちろん単語です。単語と単語が結びついて文となります。
でも単語をいくら覚えても、読解には多少役に立つかもしれませんが、言葉としては身につきません。
英語を言葉として身につけることができるのはフレーズ(意味ある単位)なのです。それは具体的には補語フレーズや動詞フレーズ,そしてそれを運用するのがファンクションフレーズです。
それをどれだけ身につけるか,が英会話学習です。
重要なことは,それを効率的、効果的にするには間口を狭めることです。一つの動詞に着目し、同じパターンのものを攻略する、これが使える語彙力の効果的で、効率的な増強法です。
語彙力増強ということばは、単語を覚えることではありません。
今回をもって、takeの動詞フレーズは終り,putの動詞フレーズの学習に進みます。
take の動詞フレーズ
takeの動詞フレーズのパターンは以下の通りです。学習はこの順に進んでいきます。当教材ではこのtakeの動詞フレーズだけで,合計82の文例が所収されています。
一部サンプルを公開しています。ぜひご覧ください。
ただし、教材の一部を切り取っているので画面が広がります。
【takeの動詞フレーズのパターン】「日常会話必須基本16動詞編HTML版」より
教材を購入された方からメールが来ました
文全体ではなく,動詞フレーズを覚えることがどれだけ大切か最近すごく実感しています。
今まで学校などで習ったように主語は何か,動詞は何か,目的語はなどと頭の中で反芻するクセがありました。
まずはとにかく動詞フレーズをと、習慣づけていると逆に英語での表現がとても楽になりました。
【解説】
[TWO-WORD] 動詞のフレーズ take
【POINT】
当教材では,takeのTwo Word Verbsは38の文例が所収されています。
==================
take after KEY WORD「後」
「後を追う」
「(子供が親に)似る、そっくりだ」
==================
==================
take away KEY WORD「離脱状態」
「引く」「(食器などを)下げる」
==================
==================
take back KEY WORD「後退」
「返す、取り戻す、撤回する、取り消す」
==================
【瞬間英作トレーニング】
(1) ガードマンは泥棒の後を追ったが、捕まえることができなかった
● He couldn't+原形動詞フレーズ
「彼は〜できなかった」
take after the thief
(2) あなたはお父さんにそっくりだ
take after your father
(3) 10から4を引くと、6となる
● If you +現在形動詞フレーズ
「もし、あなたが〜すれば」
have 6 left
「残った6を持つ」
take away 4 from 10
▲4にとっかかって、それを10から「離脱状態」へということです。
(4) 食卓の食器を下げてください
take the dishes away
▲食器にとっかかって、それらを「離脱状態」へということです。
(5) すみません。今言ったことを取り消します
what I've just mentioned
「私が今言ったことを」
whatは関係代名詞
take back what I've just mentioned
略
【解答】
(1) The guard took after the thief, but couldn't catch him.
(2) You take after your father.
(3) If you take away 4 from 10, you have 6 left.
(4) Please take the dishes away.
(5) Excuse me. I take back what I've just mentioned
その他takeのTwo Word Verbsには以下のようなものがあります。
------------------
take down 「下方」
「おろす」「書き取る」「取り壊す」
------------------
------------------
take for 「対象・目的」
「〜を-と勘違いする」「間違われる」
------------------
------------------
take from 「起点」
「引く」
------------------
------------------
take in 「範囲内」
「取り込む」「招き入れる」
「理解する、だます、小さくする、含む」
------------------
------------------
take off 「急速離脱・中断」
「離陸する」「脱ぐ、はずす、落とす」
------------------
------------------
take on 「密着・継続」
「(仕事、責任を)引き受ける、負う」「相手をする」
------------------
------------------
take out 「範囲外」
「持ち出す、連れ出す」
「(保険などに)加入する」
------------------
------------------
take over 「覆う」
「引き継ぐ、(経営を)接収する」
------------------
------------------
take to 「到達点」
「恥じる、とりかかる、好きになる」
------------------
------------------
take up 「上方・なし遂げ」
「〜を始める、仕事につく」「拾い上げる、持ち上げる」
「((場所や時間)をふさぐ、〜がかかる」
take up with~ 「異性と)親しくなる」
------------------
------------------
take with 「付帯」
「(人ならや動物なら)一緒に連れて行く、(物なら)持って行く」
------------------
[当研究会からのお知らせ]
ファンクションソッド「世界標準」の英作法
この講座は、ブログに展開した英作文のすべてを同じブログの記事にあるアドレスをクリックすることで簡単に答え合わせが可能です。
当研究会が配信している各ブログ「日本人だけがどうして英語が話せないのか?」や「世界標準」の英作法の記事に対応します。
講座は土、日を除く平日配信で、受講期間は6ヶ月です。講座受講費(登録料)は4,800円です)
現在以下の教材を購入された方に「電子出版本「話すためのたったこれだけ英文法」を無料進呈しています。
詳細は以下て
https://cominica.cart.fc2.com/ca30/141/p-r-s/
日本人が英語を話せないのは、見事に今回の「英語表現の枠組み」あるいは「英語表現における有機的な結びき」が学校教育で教えられていないからだ。
ブログランキングに参加しています。
応援のクリックをよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
にほんブログ村
スポンサードリンク