どうして英語が自由になせないのか? その3 [どうして英語が自由に話せないのか?]


スポンサードリンク
[今日の学習]

今回も「どうして教育文法やそれを焼き直した市販の英会話本では英語が自由に話せないのか」について述べます。

さて漢文(中国語)も英語も言語学上ではインド=ヨーロッパ語族の言語なのです。そしてこれをSVO言語と呼ばれています。このことは中国の人やインドの人がTOEIC試験の上位の成績をとっていることでもわかります。

  我  愛  汝 ※
  S  V   O
  I  love  you.

※現在の中国語では「ウー アイ ニー」だそうですね。このブログでは中国語が表記されないので勝手に漢字を当てはめました。

ところが、日本語や韓国語はインド=ヨーロッパ語族の言語には入らないまったく異なる言語であり、これをSOV言語と呼ばれています。ここからも日本人や韓国人がTOEIC試験のアジア地域で最下位を争っていることからも理解できると思います。

  私は あなたを 愛しています
  S    O    V

だから英文の「主語」を訳し、動詞部に返り点を内、目的語を訳し、「後戻りする」ことによって日本語に変換するのが、例の「たまねぎ理論」、つまり五文型理論なのです。

  I read a book.
  〜ハ 〜スル 〜ヲ
  S V  O

これが明治、大正、昭和の初期ならそれでよかったのです。英語といっても書物で英文を読解さえできればよかったからです。

ところが今は英語が「話し言葉」として登場するようになっているのです。
Readingでよかった時代から、Speaking, Listening, Writingの時代になっているのです。
そんな時代に未だに明治時代の遺物が残っているのが我が国の英語教育の現実です。

私たちの祖先は英語と同じ外国語である漢文を日本語にとけ込ませるために「熟語」という工夫をしました。これは先に述べた通りです。

  「読書する」「工事する」「料理する」「食事する」

ところが五文型理論の影響によって英語?は変な形で日本語にとけこんでいます。

  「getスル」「makeスル」「openスル」「setスル」「pick upスル」

こんなものは英語の単語を使っているだけで英語でもなんでもありません。そうですね。ルー大柴さん。

さてここで今日の「閉め」です。
英語と日本語はまったく別の言語なのです。それをどのようにして乗り越えるかが問題なのです。
私たちの祖先は、漢文を乗り越えるために「熟語」とものを作り上げました。
英語の「熟語」と言えば、wait for herとかget up、あるいはtake your shoes offといったものとなっています。これらの多くはTwo Word Verbsであって、例の五文型理論では説明できないとされているものばかりです。

私はそれらも含めて、以下のような動詞フレーズとして覚えてしまう必要があると言っているのです。

haveという動詞をとりあげてその意味を「持っている」「飼っている」「食べる」などといくら覚えてもことばとして身につくことはありません。

  have a book, have a pet, have lunch, have a good time,
  本を持っている、ペットを飼っている、昼食を食べる、楽しく過ごす
  have a headache, have a fall, have a bath, have a rest
  頭が痛い、どすんと落ちる、入浴する、休憩する
  have a walk, have a burn, have a cold, have tea, have a date
  散歩する、やけどをする、風邪をひく、お茶を飲む、デートする

先に私は、ネイティブの教え方は「プールで自由に泳ぎ回って、このマネをしなさいと迫る」ようなものだ、と述べました。
そして英会話学習には、このトレーニングを実行できるトレーナーが不可欠だとも述べました。

このように覚えた動詞フレーズを場面や状況に応じて表現するためにはファンクションフレーズとの結びつきが必要となります。

つまりカエルの頭と前足(ファンクションフレーズ)と後ろ足(動詞フレーズ)です。

この表現展開のトレーニングこそが英会話学習なのです。

【瞬間英作トレーニング】
(12) 私は楽しい休日を過ごしています
   ● I am +ing形動詞フレーズ 「私は(今)〜しています」
     have a good holiday

(13) あなたはよく眠れましたか?
   ● Have you +ed形動詞フレーズ?「あなたは〜しましたか?」経験
     have a good night

(14) 私は夜よく眠れなかった
   ● I +過去形動詞フレーズ 「私は〜しました」
     have a bad night

【解答】
(12) I am having a good holiday.

(13) Have you had a good night?

(14) I had a bad night.

  
 [当研究会からのお知らせ]
 ファンクションソッド「世界標準」の英作法

この講座は、ブログに展開した英作文のすべてを同じブログの記事にあるアドレスをクリックすることで簡単に答え合わせが可能です。
当研究会が配信している各ブログ「日本人だけがどうして英語が話せないのか?」や「世界標準」の英作法の記事に対応します。
講座は土、日を除く平日配信で、受講期間は6ヶ月です。講座受講費(登録料)は4,800円です)
 現在以下の教材を購入された方に「電子出版本「話すためのたったこれだけ英文法」を無料進呈しています。
詳細は以下て
   https://cominica.cart.fc2.com/ca30/141/p-r-s/ 
日本人が英語を話せないのは、見事に今回の「英語表現の枠組み」あるいは「英語表現における有機的な結びき」が学校教育で教えられていないからだ

ブログランキングに参加しています。
応援のクリックをよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
にほんブログ村 英語ブログ 英語学習法へ

にほんブログ村
スポンサードリンク


ファンクションメソッッド動画
   
   
   


[当研究会からのお知らせ]
ファンクションメソッド英語研究会
ファンクションメソッドオンライン講座
ファンクションメソッド英語研究会カート
dlmarketカート

ファンクションメソッド研究会







nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:資格・学び

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。