(英会話)●語彙力が増えるということ [【1】誰も教えなかった「よく働く動詞」]
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今日も、私が著した「電子出版本 two-word verbsこそ英語の心
一週間で頭にしみ込むイディオム」からの転載記事の最終です。
●語彙力が増えるということ
T: ことばの学習というものは、基礎を学べばそれが類推されて様々に展開できることだよ。次の例は13動詞以外のものだ。
switch the light off (スイッチを押して)明かりを消す
turn the light off (回して)明かりを消す
shut off the gas ガスを止める
pay off (給料を払って)解雇する
lay off 一時解雇する
clear off a debt 借金の支払いを済ませる
drop a person off 人を降ろす
S:
なるほどね。switch、turn、そしてshutも、どの単語も意味は知ってます。でもこのようにとらえたら、語いは簡単に増えますね。payは元々
「支払う」という意味なので、お金を支払って急速離脱させるわけですね。それならlay offだと「一時解雇」となるのですね。
T: そうそう、その通りだよ。日本人の多くは「一時解雇」を英語にする場合、「一時」は、「解雇」はなどと和英辞典で調べるんだよ。でも彼らはlay offだけでその意味を表してしまう。
S: 今ちょっと考えたことなんですが、私たちは「延期する」「消す」「降ろす」、あるいは「身が入らない」「〜しなくなる」「うんざりだ」などの日本語の意味からそれに対応する英語は何か、と考えようとしてしまうんですね。
先に先生が「それでは確かにそこそこ英文の読解はできるが、話す場面、聞く場面ではほとんど役にたたない」と言われたことがよくわかりました。
T:
よく「リスニングができない」といったことを聞くが、本当にリスニングができないのか、ぼくは疑問だ。例えば、「書いてください」という表現がなされた
ら、それがPut it down, Take it down,あるいはFill
in.などと言われたらどうだろうか。それらの単語すべてをリスニングできたとしても、「書く」をwriteと覚えている人にはその意味はわからないと思
うよ。
S: むしろ、よく働く動詞を英語の発想にしたがって理解してしまう方が早道なんですね。
T: まったくその通りだよ。むしろ英語で何かを表現したいときには、日本語の意味に当たる英語の動詞が何かと考えるよりも、基本動詞の内の何を使うかと考える方が、はるかに効率がいい。
この項を終わります。
「電子出版本 two-word verbsこそ英語の心 一週間で頭にしみ込むイディオム」
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